こんにちは、ヒコロータです。
本日は、自分でできるギターのネック反りの確認方法について解説していきます。
ネックが反ってしまっているギターで演奏するのって辛いですよね。。
弾きにくいし、音もビビるし、疲れるし。。。
いいこと何もありません。
快適にギターを練習していくためにも、ギターのネックの状態を自分自身で確認する方法を知っておいた方がいいですよね。
ということで今回は!
自分で簡単にできる、ギターのネックの反りを確認する方法について解説していきます!
誰でもできるとても簡単な方法なので、この機会にぜひ覚えてみてください!
それでは本日も、最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたします(^^)
本題に入る前に、僕の経歴を簡単に紹介したいと思います。
なお最近投稿したYoutubeの動画には、こんなものがあります。
それでは早速、本日の本題に入っていきたいと思います。
ギターのネック反りの確認方法
今回は誰でも簡単にできるギターのネック反りの確認方法を紹介していきます。
よくベテランギタリストがやる、ナット側からギターを持って見るだけわかる、みたいな方法は紹介しないので安心してください。
(もちろん、これでできる人はこれでいいんですけどね。てか出来たらすごい。笑)
今回紹介するギターのネック反りの確認方法は、以下の4つの手順で確認可能です。
ではそれぞれ、詳しくみていきましょう!!
ステップ1:チューニングをする。
まずは、チューニングです。
「えぇ、反りを確かめるだけなのにチューニングしないといけないの??」
って人もいるかもしれませんが、今回紹介する方法の場合、チューニングは必須です。
レギュラーチューニングにまずはチューニングしましょう。
チューニングの詳しい方法は、以下のブログで書いているので確認してみてください。
できたら次のステップに進みましょう!
ステップ2:1フレットにカポをつける。
次は、1フレットにカポをつけましょう。
カポとは、正式名称カポタストと言って、弾き語りをやるときにあると便利な道具です。
詳しく以下のブログでまとめているので、詳しくはこちらを是非読んでみてください。
実際にやってみるとこんな感じになります。
(ギターがちょっと汚れてるのはおおめにみて。。笑)
これでステップ2はOK。
「カポを持ってない!」って人は、普段ギターを弾くときのように膝に乗せてギターをかまえ、バレーコードを押さえる時のように、左手で1フレットを押さえてみましょう。
ただバレーをすると言っても、今回使うのは6弦だけなので、6弦さえ押さえられればOKです。
ここまでできたらステップ3に進みましょう!
ステップ3:ギターのネックジョイントあたりのフレットの6弦を押さえる。
次は、ギターのネックジョイントあたりのフレットの6弦を右手で押さえます。
ネックジョイントというのは、ネックとボディがくっついているところですね。
つまり先ほど載せた画像でいうとここです。
僕のギターの場合、14フレットがネックジョイントのあたりになります。
ということで、14フレットの6弦を右手で押さえます。
押さえるときは、普段弾く時みたいに膝に乗せて押さえましょう。
(この体勢で押さえた方が次の工程がやりやすいです。)
できたら次のステップに進んでみてください!
ステップ4:押さえた2点の、中間ぐらいにあるフレットの頂点と、6弦の間に隙間があるか確認!
さあ最後です。
まず、ここまでに押さえた2つの点の中間あたりにあるフレットを横から見てみてください。
僕の例の場合は、6弦の1フレットと14フレットの間あたりを見るので、大体6弦の7~8フレットあたりを見ます。
この時、フレットの山の頂点(フレットの一番盛り上がっているとこ)と6弦の間に、隙間があるかを確認してください。
大体見てみると、次の3つに分かれると思います。
- 隙間がある。
- ちょっとだけ隙間がある。
- 隙間がない。
まず1の隙間がある方。
ネックは順反りしている可能性があります。
順反りとは、ギターのネックがヘッド方向に向かうに従って正面、つまりサウンドホールのある向きに反ってしまっている状態になります。
この状態の反りが悪化すると、弦高が高くなり弾きにくくなってしまいます。
次に、2を飛ばして3番の隙間がない方。
ネックは逆反りしてしまっている可能性があります。
逆反りは文字通り、順反りの逆です。
ギターのネックがヘッド方向に向かうに従って、後ろ側(サウンドホールのない方向)に反ってしまっている状態が逆反りになります。
逆反りの状態が悪化すると、音のビビリが発生する原因になります。
これらの順反り、逆反りのわかりやすい図解があったのでお借りしました。
この図はウクレレのものですが、ギターでも原理は同じです。
そして最後に2つ目の、ちょっとだけ隙間が空いている、という方。
おめでとうございます!!!
あなたのギターのネックは、ほぼほぼストレートで良好な状態と思っていいでしょう!
では肝心なこの「ちょっとだけ」とはどれくらいのことを指すのか?というお話ですが。
大体、コピー用紙1枚分ぐらいの隙間であればOKです。
よくわからない時は、7~8フレットの6弦を上から軽くタップしてみてください。
ピタッとフレットとくっついていると、音は出ませんが、ちょっと隙間が空いているとタップすると「ペンペン」と音がすると思います。
まとめ
以上が、簡単にできるギターのネックの反りの確認方法になります。
あなたのギターはどうだったでしょうか?
ネックの調整は、自分でも出来ないことはありません。
でも失敗したときに、取り返しのつかないことになる(最悪の場合、ギターが壊れる)恐れがあるので、僕はお勧めしません。
そのため、もし順反りや逆反りでお悩みの方は、ギター屋さんのリペア職人さんにリペアをお願いしましょう!
それでは最後に、本日の内容を簡単にまとめておきます!
こんなところですかね。
ぜひ皆さんも自分のギターの状態を把握して、ストレスなくギターを練習していきましょう!
なお、ネックの順反りや逆反りを起こさないためにも、ギターの管理環境や日常的な簡単なメンテナンスは怠ってはいけません。
「げ。何もやってない。。。」
という方は、以下のブログで詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください!
ギターの管理方法について、管理環境と使用後の簡単なメンテナンスに分けて解説しています。
これだけでも随分、ネックの不具合は減ってきますよ!!
ぜひ参考にしてみてください。
おわりに
本日の内容は以上になります。
いかがだったでしょうか。
少しでもあなたのギター練習の力になれたら嬉しいです♫
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