こんにちは、ヒコロータです。
本日は、0から学ぶ音楽理論講座の第14弾!
ディグリーネームについて解説していきます。
前回までに、メジャースケールとナチュラルマイナースケールからダイアトニックコードを作っていく、という内容をやりました。
本日の内容は、これらをちょっと応用させたものになります。
その為、前回までの内容を理解した上で本日の記事を読んでいただくと、よりわかりやすくなると思うので、まだ前回までの記事を読んでいない方は、ぜひ以下のリンクから読んでみてください!
本日のディグリーネームの内容が理解できると、スケールからダイアトニックコードを作る事が簡単になります!
難しい内容はないので、最後まで頑張っていきましょうね♪
それでは本日も、最後までよろしくお願いいたします!
本題に入る前に、僕の経歴を簡単に紹介したいと思います。
なお最近投稿したYoutubeの動画には、こんなものがあります。
それでは早速、本日の本題にはいいていきたいと思います!
前回までのおさらい
まず初めに、前回までにやってきた音楽理論講座のおさらいを簡単にしておきますね。
前回までにこんなことをやりました。
ざっとこんな感じです。
具体的に、どのようにスケールのキーからダイアトニックコード割り出すかは、ブログに詳しく書いているので、是非こちらを参考にしてください!
ではここからは今日の本題、ディグリーネームについて詳しく書いていこうと思います。
ディグリーネームとは???
皆さん、ディグリーネームって聞いた事がありますか?
簡単にいうと。。
メジャースケールのダイアトニックコードの音名を、ルート音からの度数に対応させて、ローマ数字に置き換えたものを、ディグリーネームと言います。
どういうことか??
実際に、Cメジャースケールの4和音のダイアトニックコードを使ってみていきましょう。
この場合のダイアトニックコードは、以下の7音でしたね。
Cmaj7, Dm7, Em7, Fmaj7, G7, Am7, Bm7-5
Cメジャースケールなので、もちろんルートはCです。
ということで、Cをルートに音名の部分を度数に書き換えてみます。
1度maj7, 2度m7, 3度m7, 4度maj7, 5度7, 6度m7, 7度m7-5
これでOK。
でもこのままだと見にくいし、何となくダサいから、度数をローマ数字に対応させて書き換えてみます。
Ⅰmaj7, Ⅱm7, Ⅲm7, Ⅳmaj7, Ⅴ7, Ⅵm7, Ⅶm7-5
これでCメジャースケールの4和音のディグリー・ネームの完成です!!!
ディグリーネームの使い方
うん。ディグリーネームの作り方はわかった。。
でもこれ何の意味があるんよ???
使い方がわからん!!
って人、いますよね。笑
安心してください。
ここからちゃんとお話ししていきます!
実はこのディグリーネームを覚えていると、ダイアトニックコードを作るのがとっても簡単になるんです!!!
どういうことか。。
実は上の章で書いた内容で、僕は一箇所嘘をついてます。
僕は以下のローマ数字に書き換えたものを、Cメジャースケールの4和音のディグリーネームと紹介しましたね。
Ⅰmaj7, Ⅱm7, Ⅲm7, Ⅳmaj7, Ⅴ7, Ⅵm7, Ⅶm7-5
実はこれが嘘です。
本当は、Cメジャースケールに限らず、全てのメジャースケールの4和音のディグリーネームがこれでOKなんです。。
つまりDメジャースケールでも、Aメジャースケールでも、B♭メジャースケールでも、ディグリーネームは全てこれになります!
メジャースケールってどんな音をルートにしても、全全半全全全半で音を選んでいきますよね。
だからどれもルート音からの度数で見た時、同じ結果になるんです!
(当たり前のことなんですけどね。笑)
この辺がよくわからない方は、是非以下のブログを読んでみてください!
ということはです。
このディグリーネームを使えば、ダイアトニックコードが簡単に作れるってことになるんですよ!
試しにやってみましょう。
今回はAメジャースケールを使ってやってみます。
まずAメジャースケールの音を、ルート音(A)から全全半全全全半の間隔で構成音を書き出してみましょう。
以下の7音になると思います。
A, B, C#, D, E, F#, G#
ではこれをルートからの度数に対応させて、さっきのディグリーネームに当てはめてみます。
Amaj7, Bm7, C#m7, Dmaj7, E7, F#m7, G#m7-5
はい。
これでAメジャースケールの4和音ダイアトニックコードの完成です!
どうですか?
今までのが馬鹿らしくなるぐらい簡単になったでしょ。笑
これがディグリーネームを覚えるメリットと使い方なんです!!
因みに、メジャースケールの3和音ダイアトニックコードになると、以下がディグリー・ネームになります。
Ⅰ, Ⅱm, Ⅲm, Ⅳ, Ⅴ, Ⅵm, Ⅶm-5
この2つのディグリーネーム、是非覚えてみてください。
ダイアトニックコードを作るのがめっちゃ早くなりますよ!
まとめ
以上が、本日のディグリーネームの解説になります。
本日の内容を簡単にまとめると、こんな感じになります。
こんな感じですね。
本日の宿題は、上記で紹介したメジャースケールの3和音と4和音のディグリーネームを覚えることを宿題にします。
数学の公式みたいなものです。
覚えておいた方が絶対に便利なので、頑張って覚えてみてください!
次回は、マイナースケールのディグリーネームについて詳しく解説していきます!
お楽しみに!!
おわりに
以上が、本日のブログの内容になります。
いかがだったでしょうか。
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