こんにちは、ヒコロータです。
本日は、キーとダイアトニックコードについての解説、第二弾です!!
今日の内容は、前回までに解説したキーとダイアトニックコードの話の続きの内容になります。
まだ前回の内容を読んでいない方がいたら、ぜひ以下のリンクから読んでみてください!!
今日の内容を読んでもらえれば、曲のキーからダイアトニックコードを割り出すことができるようになります!
そんなに難しいことはないので、ぜひ最後までお付き合いよろしくお願いいたします!!
本題に入る前に、僕の経歴を簡単に紹介したいと思います。
なお、最近投稿したYoutubeの動画には次のようなものがあります。
それでは早速、本日の本題に入っていきたいと思います!
前回までのおさらい
まず簡単に前回までの内容をおさらいしたいと思います。
前回のブログの内容を簡単にまとめるとこんな感じです。
こんな感じですね。
本日は、重ねた音からダイアトニックコードを作っていくところからやっていきたいと思います!
ダイアトニックコードを割り出す方法
ダイアトニックコード作る方法としては、以下のステップで行なっていきます。
こんな感じですね。
では、それぞれ以下詳しくみていきます♪
ステップ1:書き出した1つ目の音をコードで表記にする。
まず初めに、書き出した1つ目の音をコードにしていきます。
このアルファベットがコードのルート音になります。
つまりコードの大枠になるわけですね!
(例:コードのルート音がCの場合、コードはC〇〇コードになる。)
前回までにやっていたCメジャースケールでやってみると、このようになります。
C , E , G→ルート音C
→コード C
D , F , A→ルート音D
→コード D
E , G , B→ルート音E
→コード E
F , A , C→ルート音F
→コード F
G , B , D→ルート音G
→コード G
A , C , E→ルート音A
→コード A
B , D , F→ルート音B
→コード B
これでダイアトニックコードの骨格の出来上がりです。
ここまでできたらつぎに進んでいきましょう!!
ステップ2:ルート音(基準音)に1つ目に重ねた音(3度上の音)が、長3度か短3度か確認する。
ここからはルート音に重ねた音を見て、コードを明確にしていく作業です。
まずは1つ目に重ねた音を見てください。
この音はルート音から数えると、度数で3度上の音になります。
度数についてよくわからない人は、過去に以下のブログで解説しているのでぜひこちらを読んでみてください。
このルート音から見て3度上の度数が、長3度なのか、短3度なのかを見ていきます。
全音2つ分の音程の場合→長3度
全音1つ、半音1つ分の音程の場合→短3度
でしたね!
長3度と短3度については、以下のブログで詳しくまとめているので、よくわからない方は以下のブログを参考にしてください♪
では先ほどと同じく、Cメジャースケールで見ていきましょう!
こんな感じになると思います。
C , E(長3度) , G→ルート音C
→コード C
D , F(短3度) , A→ルート音D
→コード D
E , G(短3度) , B→ルート音E
→コード E
F , A(長3度) , C→ルート音F
→コード F
G , B(長3度) , D→ルート音G
→コード G
A , C(短3度) , E→ルート音A
→コード A
B , D(短3度) , F→ルート音B
→コード B
皆さんと同じになっていますか??
このルート音から見た3度上の音が長3度のコードはメジャーコード、短3度のコードはマイナーコードになります。
これをわかるように、コード名になっているアルファベットの後ろに書いていく必要があります。
メジャーコードのものは省略可能なので、何も描かなくてOKです。
でもマイナーコード何も書かないとわからないので、mをコード名の隣につけてあげましょう!
それをつけるとこうなります。
C , E(長3度) , G→ルート音C
→コード C
D , F(短3度) , A→ルート音D
→コード Dm
E , G(短3度) , B→ルート音E
→コード Em
F , A(長3度) , C→ルート音F
→コード F
G , B(長3度) , D→ルート音G
→コード G
A , C(短3度) , E→ルート音A
→コード Am
B , D(短3度) , F→ルート音B
→コード Bm
ちょっとずつコードの形になってきましたね!
ここまでできたら、もう一息!
最後のステップに進みましょう!!
ステップ3:基準音に2つ目に重ねた音(5度上の音)が、完全5度か減5度かを確認する。
最後に、2つ目に重ねた音、つまりルート音から5度上の音を見ていきます。
この音が完全5度か、減5度かを見極めていきます。
全音3つ+半音1つ分の音程の場合→完全5度
全音2つ+半音2つ分の音程の場合→減5度
でしたね。
完全5度と減5度については、以下のブログで詳しくまとめているので、よくわからない方は以下のブログを参考にしてください♪
では実際に、Cメジャースケールで見ていきましょう!
こんな感じになると思います。
C , E(長3度) , G(完全5度)→ルート音C
→コード C
D , F(短3度) , A(完全5度)→ルート音D
→コード Dm
E , G(短3度) , B(完全5度)→ルート音E
→コード Em
F , A(長3度) , C(完全5度)→ルート音F
→コード F
G , B(長3度) , D(完全5度)→ルート音G
→コード G
A , C(短3度) , E(完全5度)→ルート音A
→コード Am
B , D(短3度) , F(減5度)→ルート音B
→コード Bm
皆さんと同じになりましたか??
最後の1つ以外は、全音3つ+半音1つ分の音程なので、完全5度。
Bをルートにした組み合わせだけが、全音2つ+半音2つ分の音程なので、減5度。
となると思います。
この時、減5度になったコードには♭5(フラットファイブ)という表記をつけてあげなくてはいけない、というルールがあります。
なので、このようになります。
C , E(長3度) , G(完全5度)→ルート音C
→コード C
D , F(短3度) , A(完全5度)→ルート音D
→コード Dm
E , G(短3度) , B(完全5度)→ルート音E
→コード Em
F , A(長3度) , C(完全5度)→ルート音F
→コード F
G , B(長3度) , D(完全5度)→ルート音G
→コード G
A , C(短3度) , E(完全5度)→ルート音A
→コード Am
B , D(短3度) , F(減5度)→ルート音B
→コード Bm(♭5)
これでOKです。(完全5度のものは、特にすることはありません。)
ダイアトニックコードの完成!!
以上で、ダイアトニックコードの完成になります!!
お疲れ様でした!!!!
まとめると、Cメジャースケールのダイアトニックコードは以下の7つになります。
C,Dm,Em,F,G,Am,Bm(♭5)
今回はわかりやすくCメジャースケールでやりましたが、他のメジャースケールでもやり方は同じです!
ちなみにですが、このダイアトニックスケールは3つの音を重ねて作ったものになるので、3和音のダイアトニックスケールになります。
最近のpops曲なんかは、この3和音のダイアトニックスケールで作られているものが多いです!
またジャズなどの複雑なコードを多用する曲の場合、この3和音にルート音から見た7度上の音を加えて、4和音でダイアトニックスケールを作ることもあります。
この4和音のダイアトニックスケールは、次回の音楽理論講座で詳しく解説していきます!
お楽しみに!!
まとめ
以上が、キーとダイアトニックコード②の内容となります。
本日の内容を簡単にまとめると、こんな感じですね。
こんな感じですかね。
本日は、今日解説した3和音のダイアトニックコードの作り方を覚えることを宿題にします!
次回は、4和音のダイアトニックコードについて詳しくやっていくので、お楽しみに!!
おわりに
以上が、本日のブログの内容になります。
いかがだったでしょうか。
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