こんにちは、ヒコロータです。
本日は、0から学ぶ音楽理論講座の第9弾、ハーモニックマイナースケールとメロディックマイナースケールについて解説していきたいと思います。
前回の音楽理論講座では、ナチュラルマイナースケールについて詳しく解説しています。
まだ読んでいない方は、是非こちらの記事から読んでみてください。
(この記事の内容を理解いていると、いっそう理解が深まると思います。)
今回も知識0から初めて学ぶ人にもわかりやすく解説していくので、是非読んでみてください♫
それでは本日も、最後までよろしくお願いいたします!
本題に入る前に、僕の経歴を簡単に紹介したいと思います。
なお、最近投稿したYoutube 動画としてはこんなものがあります。
それでは早速、本日の本題に入っていきたいと思います!
前回までのおさらい
初めに前回の内容について、軽くおさらいしておきます。
ざっくりとこんな内容について解説しました。
こんな感じですね。
詳しい内容については、以下のリンクからブログを是非読んでみてください♫
参考までに、前回学んだナチュラルマイナースケールを単音でギターで弾いてみたいと思います。
今回は5弦3フレットのCの音を基準音として、5弦だけを使ってCナチュラルマイナースケールを弾いています。
今回紹介する、ハーモニックマイナースケールとメロデックマイナースケールも実際に後で同じように弾いてみるので、どのように響きが違うか聴き比べてみてください♫
では早速、ハーモニックマイナースケールとメロディックマイナースケールについて勉強していきましょう!
ハーモニックマイナースケール
ハーモニックマイナースケールの構成音
まずはハーモニックマイナースケールからやっていきます。
ハーモニックマイナースケールの構成音の選び方は、基準音から。。
全音、半音、全音、全音、半音、(全音+半音)、半音
という選び方をします。
注意するべきは、6音目ですね。
(全音+半音)、つまり半音数えると3音分の間隔が空いています。
覚え方としては、ナチュラルマイナースケール(全、半、全、全、半、全、全)の7音目(全音)の半音分を、6音目(全音)に吸収されたかたち、と覚えるとわかりやすいかもしれません。
ちなみに、実際に弾いてみるとこんな響きがします。
(今回も5弦3フレットを基準音に5弦だけを使った、Cハーモニックマイナースケールを弾いています。)
印象がどのように変わるか、マイナースケールと聴き比べてみましょう。
7音目から8音目(オクターブ上の基準音)への流れは、ナチュラルマイナースケール よりも気持ちいいですが、5音目から6音目が半音3つ分間隔が空いているので、ちょっと無理やり感が否めないな。。
というのが僕の印象ですね。
練習問題
それでは練習問題をやって、ハーモニックマイナースケールに慣れていきましょう。
まだ音程に自信がないよ〜、という方は、以下のピアノの図を参考にしてOKです。
もうバッチリ!、という方は、頭の中で考えて回答してみましょう!
問題1:Aハーモニックマイナースケールの構成音を書き出してみましょう
第一問は、Aハーモニックマイナースケールの構成音についてです。
もちろん、基準音はAですね。
Aから、全音、半音、全音、全音、半音、(全音+半音)、半音 の間隔で音を選んでいくので。。
A,B,C,D,E,F,G#
がAハーモニックマイナースケールの構成音となり、答えになります!
できましたか?
もう一問ぐらいやっておきましょうか。
問題2:Eハーモニックマイナースケールの構成音を書き出してみましょう
第二問は、Eハーモニックマイナースケールの構成音についてです。
基準音はEですね。
Eから、全音、半音、全音、全音、半音、(全音+半音)、半音 の間隔で音を選んでいくので。。
E,F#,G,A,B,C,D#
がAハーモニックマイナースケールの構成音となり、答えになります!
メロディックマイナースケール
メロディックマイナースケールの構成音
さて次は、メロディックマイナースケールについて解説していきます。
ハーモニックマイナースケールの構成音の選び方は、基準音から。。
全音、半音、全音、全音、全音、全音、半音
です。
これは先ほどのハーモニックマイナースケールと比較するとわかりやすいと思います。
ハーモニックマイナースケールの構成音の選び方から、6音目(全音+半音)の半音分を、5音目(半音)に吸収させたものが、メロディックマイナースケールになります。
ちなみに、実際に弾いてみるとこんな響きがします。
(今回も5弦3フレットを基準音に5弦だけを使った、Cハーモニックマイナースケールを弾いています。)
ナチュラルマイナースケールやハーモニックマイナースケールと聴き比べてみてください。
ハーモニックマイナースケールより無理やり感はなくなりましたね。
ただマイナーっぽい雰囲気は、やや薄れるかな。。
というのが僕の感想です。
ではこちらも練習問題をやって慣れていきましょう。
練習問題
Dメロディックマイナースケールの構成音を書き出してみましょう。
まず1問目は、Dメロディックマイナースケールの構成音についてです。
基準音はDですね。
Dから、全音、半音、全音、全音、全音、全音、半音 の順に音を選んでいくと。。
D,E,F,G,A,B,C#
がDメロディックマイナースケールの構成音となるので答えになります。
確認のため、もう一問やっておきましょう!
Bメロディックマイナースケールの構成音を書き出してみましょう。
2問目は、Dメロディックマイナースケールの構成音についてです。
基準音はBですね。
Bから、全音、半音、全音、全音、全音、全音、半音 の順に音を選んでいくと。。
B ,C#,D,E,F#,G#,A#
がBメロディックマイナースケールの構成音となるので答えになります。
これでマイナースケールは完璧ですね♫
まとめ
以上が、ハーモニックマイナースケールとメロディックマイナースケールの解説になります。
今日の内容を簡単にまとめると、こんな感じですね。
簡単ですが、こんなところです♫
本日は、ハーモニックマイナースケールとメロディックマイナースケールの構成音の選び方を覚えることを宿題にします。
次回までに頑張って覚えてみてくださいね!
来週の音楽理論講座は、これまでにやってスケールが曲中にどのように使われているのかを解説していきます!
お楽しみに!
おわりに
以上が、本日のブログの内容になります。
いかがだったでしょうか。
少しでもあなたのギター練習の力になれたら嬉しいです♫
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