こんにちは、ヒコロータです。
本日は、アコースティックギターにエレキ弦やクラシック(クラシックギター)弦を張ってもいいのか、というテーマで書いていこうと思います。
「どれもギターの弦なんだから同じようなものでしょ〜」
なんて思っている人いませんか??
そんな人は、ぜひ今日のブログを読んで欲しいです!
きっとためになる情報になると思います。
それでは本日も、最後までよろしくお願いいたします♫

アコースティックギターに、エレキ弦やクラシック弦を張ってもいいの?
本題に入る前に、僕の経歴について簡単に紹介させていただきます。
- 現在、ギター歴5年目
- 得意ジャンルは弾き語り
- 大学時代に70人ほど所属しているギター弾き語りサークルの代表を経験
- 大学卒業後は、オープンマイクや路上ライブで弾き語りを行う
- 最近、YouTubeにて弾き語り動画を発信中
- 完全独学でギターを学ぶ
なお、最近投稿したYoutube 動画としてはこんなものがあります。
それだは早速、本日の本題に入っていきたいと思います。
アコギ弦は痛い。。。
「アコギは弦が硬くて痛い。。。」
これ、アコギで結構多い挫折ポイントなんですよね。。
特にエレキやクラシックギターからアコギに持ち替えた人は、アコギの弦を弾いた時に「弦が硬くて痛い。。」と感じる傾向があるようです。
その理由は、これらのギターに使われている弦の素材が全て異なるからなんです。
アコギ、エレキ、クラシックギターの代表的な弦の素材は以下の通りです。
- アコギ → ブロンズ
- エレキ → ニッケルorステンレス
- クラシックギター → ナイロン
このように全て素材が異なります。
この中だと、ブロンズを使ったアコギの弦が最も硬く、ナイロンを使ったクラシックギターの弦が最も柔らかい弦になります。
今まで柔らかい弦で弾いてきた分、アコギに持ち替えた時に硬くて痛い。。と感じたり、押さえにくいと感じたりするってことなんですね。
アコギにエレキやクラシックギターの弦を張っていいの?
そうなってくると、このように考える人がいます。

アコギの弦って硬くて弾きにくいなー。。
そうだいいこと考えた!
今までやっていて慣れてるし、エレキの弦をアコギにはっちゃえ!!
同じ金属だし問題ないっしょ!
そう。。
アコギ以外の弦をアコギに張ろうとする人がいます。
果たしてこれってやっていいのか??というのが本日のテーマです。
これにはいろんな意見があるので、人によって答えが変わると思います。
ただヒコロータ的結論は、NGです。
その理由を詳しくここから解説していきたいと思います。

アコギにエレキやクラシックギターの弦を張るのがNGな理由
僕がアコギにエレキやクラシックギターの弦を張ることがNGだ、と主張する理由は、弦の張力(弦を張ったときにギターにかかる力)にあります。
アコギは構造上、アコギ弦の張力がギターにかかることを前提に設計されています。
つまりこの想定される張力がかかっている状態が、アコギにとってベストな状態と言えるわけです。
しかし。。
エレキ弦やクラシック弦張った時の張力は、アコギ弦を張った時よりも弱くなってしまうんです。
目安ですが、それぞれの弦をレギュラーチューニングにした時にかかる張力を比べるとこんな感じです。
- アコギ弦 → およそ75kg
- エレキ弦 → およそ50kg
- クラシック弦 → およそ40kg
みてもらってわかる通り、アコギ弦とクラシック弦では35kgも張力が変わってしまうんですね。。
張力が足りない状態だと、ネックがそったり、ブリッジが浮いてきたりする原因になります。
なのでそのようなトラブルを避けるためにも、エレキやクラギの弦をアコギ に張るのは避けた方がいいと僕は思います。
これを聞くと。。
「じゃあ、練習後のチューニングも緩めない方がいいんじゃないの??」
と疑問に思った人もいるかもしれませんね。
ここは難しいところなんですが。。
ネックにとってはずっと弦は緩めず、張力がかかっている状態の方がいい状態なんです。
ただアコギはボディが空洞で薄いので、ずっと張りっぱなし、張力をギターにMaxでかけ続けるとボディが張力で引っ張られて膨張してしまいます。
なのでボディにとっては、張力かけっぱなしはよくないんです。
ネックとボディ。
どっちのことを考えるかで、緩める派、緩めない派が分かれるんですね。
僕は怒った時にリスクの大きいボディへの影響を気にする派なので、練習が終わったらペグ半周〜1周分ぐらい緩めるようにしています。(緩めすぎはNG。)
アコギの弦を押さえるのが痛い時の対処法

じゃあ、痛いの我慢して弾き続けろってことなのか!!
そんなの拷問だ!
ヒコロータの鬼!!!
という人のために。
アコギの弦を押さえるのが痛い、と感じた時の対処法を紹介します。
僕が提案するのは、以下の2つです。
- ギターの弦を細くする。
- ブリッジを削って弦高を下げる。
それぞれ、詳しく解説していきますね。

ギターの弦を細くする。
まず一番手っ取り早いのは、ギターに張る弦を細い弦に交換することです。
もちろんアコギ用のですよ。
これだけで随分押さえるストレスが減ると思います。
ヒコロータのオススメは、Elixir のExtra Light gaugeですね。
Elixir はいい音がかなり長持ちするので、オススメです♫
ぜひ使ってみてください(^^)
ブリッジを削って弦高を下げる。
次の方法は、アコギのセッティングをいじって弾きやすくする方法です。
アコギはエレキに比べて、生音の鳴りを重視するため、弦高が高めのギターが多いんです。
弦高が高いと弦の振幅する幅が増えるので、大きな音がでますが、その分押さえる時の左手へのストレスは大きくなります。
なので特にソロギターをやる人など複雑なプレーをする人なんかは、弦高を下げて弾きやすく設定している方が多いです。
弦高調節の方法は簡単で、ブリッジを削っていくだけです。
ただこれは楽器屋さんのリペアマンさんにお願いすることをオススメします。
素人がやると失敗するリスク大です。
(昔、自分で調整したー!と喜んでいる人のギターを弾かせてもらったことがありますが、正直弾きにくかったです。笑)
どれくらい下げればいいのかは好みになりますが、アコギの場合一般的に。。
- 6弦側12フレット上→約2.5mm
- 1弦側12フレット上→約2.0~2.2mm
ぐらいが、弦高低めでよくある設定ですね。
稀に、6弦12フレット上で2.0mm ぐらいに設定している人もいますがね。
ただ下げすぎると、ストロークした時に音がビビる、という問題もあるので注意です。
自分のやっているスタイルに合わせて、上手く設定しましょう♪
まとめ
以上が、アコースティックギターに、エレキ弦やクラギ弦を張ってもいいの?という疑問に対しての回答と解説になります。
本日の内容を簡単にまとめると、こんな感じですね。
- アコギにエレキやクラシックギターの弦を張るのはNG!
その理由は、エレキやクラシックギターの弦は張力が弱く、ネックやブリッジに不具合が出る可能性があるから。 - アコギを弾きやすくする代案としては、以下の2つがある。
・ギターの弦を細くする。
・ブリッジを削って弦高を下げる。
こんなところでしょうか。
「アコギの弦が硬くて弾きにくい。。」
と感じている人がいたら、ぜひこのブログで紹介した方法を試してみてください。
きっと今より弾きやすくなると思いますよ♪

おわりに
以上が、本日のブログの内容になります。
いかがだったでしょうか。
少しでもあなたのギター練習の力になれたら嬉しいです♫
もし質問や疑問等があったら、下記SNSをやっているのでお気軽に聞いてもらえればと思います!
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時間は23:00~23:15 を予定しています。
このブログの情報を、あなたのアコギライフに活かしていただけたら幸いです。
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