こんにちは、ヒコロータです。
本日は、アコースティックギターの弦交換の方法について詳しく解説していこうと思います。
僕はギターを始めてからずっと自分で弦交換をしているのですが、いつも弦交換を楽器屋さんにたのんでいる人も結構いるのではないでしょうか?
もちろん楽器屋さんに頼むのもOKですが、ライブ直前に弦が切れたりなど、思わぬハプニングもあると思うので、自分でも交換できるようにしておいた方が絶対にいいと思います。
ということで、今回のブログで弦交換のやり方について0から解説していきたいと思います。
このブログを読めば弦交換とギターのメンテナンスが自分で出来るようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
それでは本日も最後までよろしくお願いいたします。
本題に入る前に、僕の経歴について簡単に紹介させていただきます。
なお、最近アップした動画にはこんなものがあります。
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それでは早速、本日の本題に入っていきたいと思います。
弦交換って何をやればいいの?
まず初めに、弦交換って何をしたらいいの、ってことについて書いていきたいと思います。
もちろん、古い弦を外して新しい弦を張るってだけでもいいのですが、僕は弦交換は次のような手順でやっていきます。
とまあ。
こんな感じに弦を張り替える以外も色々とやっています。
フレット磨きやレモンオイルを塗るって弦が張ってない時にやらないとやりにくいんですよね。
だから交換のタイミングでちゃんと手入れしてあげるようにしています。
今回はこの5つのステップについて、詳しく解説していくのでぜひ参考にしてください♫
ヒコロータの弦交換
手順1:古い弦を取り外す。
まず古い弦を取り外します。
これは簡単で、以下のようなストリングワインダーを使ってペグを回して緩めて取り外していくだけです。
(もちろん手でペグを回してもOKです!)
FENDER STRING WINDER フェンダーストリングワインダー
ペグから弦を取り外したら、ブリッチピンを外して古い弦をギターから取り外します。
ブリッチピンを外すときは、サウンドホールから手を入れてピンを押しあげる方法が一番ブリッジやブリッチピンに傷がつかなくていいと思います。
でも硬くなってしまっていて取り外せない場合があるので、その時は以下のようなピン抜きを使うといいかと思います。
PICK BOY ( ピックボーイ ) KH-30 / ピン抜き フォークギター用ピン抜き アコギの必需品
ストラップにもなって可愛いと思いますよ♫
動画でもやってみました!
手順2:ギターをクリーニングする。
次にギターのクリーニングをしていきます。
クリーニングといっても、たいそうな事はしません。
クロスにポリッシュを吹きかけて、ギター全体を拭いていくだけです。
弦が張って中々掃除ができていなかったところを中心に拭いてあげます。
乾拭きでもいいですが、ポリッシュを使うとよりきれいになるので僕はオススメです。
JIM DUNLOP P65CP1 Platinum 65 Cleaner Polish ギターポリッシュ ケアクロス付き
動画でもやってます!!
手順3:フレットを磨く。
次にフレットを磨いていきます。
フレットって結構手垢などが溜まりやすいポイントなんですよね。。
なので僕は弦を交換した時には磨くようにしています。
フレットを磨いた方が押さえやすいとか、チョーキングしやすいとかいう人がいますが、フレットを磨くことでプレーに影響が出るのか、僕は正直よくわかんないです。笑
でも好きなギターはきれいに保ちたいので、磨くようにしています。
使うのは、フレット磨き用のプレートとフレット磨き用ペーパーです。
D’Addario ダダリオ フレット磨き用システム Fret Polishing System PW-FRP (ポリッシュペーパー5枚/指板カバーテンプレート) 【国内正規品】
↑のフレット磨きペーパーは、無印良品などで売っている貴金属磨きクロスでも代用可能です。
磨き方はフレット磨きプレートを磨きたいフレットに当てて、ひたすらフレット磨きペーパーで磨いていくだけです。
なおプレートに当てる理由としては、指板へダメージを与えないためです。
実際に動画でやっているので、参考にしてください。
かなり汚れが落ちるので、始めはびっくりすると思います。
あと、結構力がいるので注意です。笑
手順4:指板にレモンオイルを塗る
次に指板にレモンオイルを塗っていきます。
これは指板のクリーニングと、乾燥による指板のひび割れ防止の効果があります。
必要なものは、ギターメンテナンス用のレモンオイルとクロスです。
ここで使うクロスは、先ほどポリッシュをつけたクロスとは別のものを用意してください。
D’Addario ダダリオ レモンオイル クリーナー&コンディショナー Lemon Oil PW-LMN 【国内正規品】
やり方としてはまず、クロスにレモンオイルをつけてギターの指板を拭いていきます。
ここでは指板全体がテカテカしてきたらOKです♫
指板全体にレモンオイルがついたら、クロスのレモンオイルがついていない面を使って指板を拭いていきます。
実はレモンオイルはつけ過ぎはNGなんです。(特に湿気の多い時期は。)
なのでレモンオイルをつけた後、乾拭きしてあげることが大切です。
これで結構汚れが落ちると思います。
動画でもやっているので、ぜひ参考にしてください!
手順5:新しい弦を張る
さあいよいよ新しい弦を張っていきます。
僕がオススメする張り方としては、「マーティン巻き」と呼ばれる方法です。
この張り方が一番失敗が少なく、簡単な方法となります。
これは動画で解説した方がわかりやすいと思って動画を作っていたのですが、僕の編集技術では上手に方法を伝える動画が作れませんでした。(また頑張ります。笑)
なので今回はYoutubeにずっとわかりやすくマーティン巻きを解説してくれている動画があったので、こっちを使わせていただきます。
どうでしょうか。
少しイメージが掴めましたか?
始めは難しく感じるかもしれませんが、慣れれば簡単です♫
ぜひこのブログを参考に練習してみてくださいね!
あ、もちろん僕のギターもちゃんと張り替えましたよ!
やっぱり弦交換すると弾いていて気持ちがいいですね♪
弦交換の時の注意点
最後に、弦交換する際の注意点を紹介したいと思います。
弦交換をする際は、以下のことに注意してやってみてください!
古い弦を外したら、その日のうちに新し弦を張る。
まず一つ目の注意点として、古い弦を外したらその日のうちに新しい弦を張ってください。
つまり言いたいことは、弦を張っていない状態で放置しないでください。ということです。
ギターのネックは弦を張っている時の張力がなくなると、逆反りを引き起こしてしまう恐れがあります。
サークルの後輩にも、1日放置しただけで逆反りしてしまった子がいました。。。
なので、新しい弦を買ってから弦を取り外すようにしましょう
なお、「1弦だけ切れたが、手持ちがなくすぐに張り替えられなかった!!」などは他の弦の張力が生きているため、逆反りの心配をしなくてOKです1
張り替え後のチューニングは慎重に。。
次に張り替え後のチューニングについてです。
ここが一番弦を切りやすいところになります。
特に3弦、2弦、1弦は注意です。
張った後にチューニングをした時。
「あ。なんか切れそうだな。。」
と感じたら、1度緩めて張り直しましょう。
なので、チューニングが安定するまで余った弦は切らない方がいいです。
一度弦を切ってしまうと張り直しができないですからね。
また、張りたての弦はチューニングがすぐにズレてしまいます。
なので安定するまで、頻繁にチューニングは確認しましょう。
古い弦はビニール袋に入れて、燃えないゴミへ
最後に古い弦の処理なのですが、ビニール袋に後めて燃えないゴミで出しましょう。
ゴミ箱に直接ポイっ!はやめた方がいいですね。
特に小さいお子さんやペットを飼っている方は、使用後の弦の始末には要注意です。
僕の実家では猫を飼っているんですが、ギターの弦によくじゃれています。
遊ぶだけならいいのですが、飲み込んでしまったりしたら大変です。
また僕自身、ゴミを捨てる時に直接捨てた弦が手に刺さってしまって痛かった経験があるので、取り換えたらまとめてビニール袋に入れて捨てるのがいいと思います。
まとめ
以上が、弦交換の方法についての解説になります。
今回の内容を簡単にまとめるとこんな感じですね。
こんなところですね。
以前にも書きましたが、弦交換の頻度は。
通常の弦の場合→1~2ヶ月に一度
コーティング弦の場合→3ヶ月~ 半年に一度
ぐらいのペースで交換するのがいいかと思います。
弦を張り替えるとギターの音も良くなり、弾きやすくもなるので、練習もやる気になるともいます。
ぜひこのブログで紹介した、弦交換の方法、メンテナンスの方法を実践してみてください!
おわりに
以上が、本日のブログの内容になります。
いかがだったでしょうか。
少しでもあなたのギター練習の力になれたら嬉しいです♫
もし質問や疑問等があったら、下記SNSをやっているのでお気軽に聞いてもらえればと思います!
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時間は23:00~23:15 を予定しています。
このブログの情報を、あなたのアコギライフに活かしていただけたら幸いです。
それでは!
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